2025 年 5 月 21 日制定
- 投稿論⽂の種類
投稿可能な査読論⽂の種類は、研究論⽂・研究ノート・資料紹介の3種とする。
研究論⽂とは、データや⽂献等に基づく実証的分析または理論的考察を通じて新たな知⾒を提⽰し、完結した形で構成された、学術的価値を有するものとする。
研究ノートとは、進⾏中の研究や、予備的な段階にある成果・実験データ・分析・調査結果などを速報的に報告するものであり、 問題提起としての意義を有するものとする。また、研究動向の整理や、将来的な研究の展望を⽰す初期的な検討なども含まれる。
資料紹介とは、新出資料、未紹介資料、既存資料の再整理等に基づき、学術的に有⽤な情報を報告するものとする。
なお、研究論⽂として投稿された原稿であっても、査読の結果、研究ノートとしての掲載が適当と判断される場合がある。 - 投稿資格
投稿は、以下の各カテゴリーに応じた条件を満たす学会会員に限る。ただし、編集委員会が依頼した原稿についてはこの限りではない。 共著者については、編集委員会が必要と認める場合を除き、学会会員であることを要しないが、筆頭著者は、学会会員でなければならない。
・研究論⽂:教員および⼤学院博⼠後期課程の院⽣による投稿を認める。⼤学院博⼠前期課程の院⽣および学部・奨励学⽣については、指導教員との共著による場合に限り投稿を認め、この場合、筆頭著者は院⽣または学部・奨励学⽣とする。
・研究ノート:教員、⼤学院博⼠前期・後期課程の院⽣、学部・奨励学⽣による投稿を認める。学部⽣については、指導教員との共著による場合に限り投稿を認め、この場合、筆頭著者は指導教員とする。
・資料紹介:教員、⼤学院博⼠前期・後期課程の院⽣、学部・奨励学⽣による投稿を認める。学部⽣については、指導教員との共著による場合に限り投稿を認め、この場合、筆頭著者は指導教員とする。
- 投稿に際しての⼿続
投稿先は⽂化情報学会事務局とし、原稿の受付期間は毎年9 ⽉1 ⽇から10 ⽉21 ⽇までとする。 投稿にあたっては、査読候補者として適切と考えられる学部・研究科外の研究者3名を推薦すること。 ⼤学院⽣および学部・奨励学⽣による投稿の場合、査読候補者を指導教員が推薦するものとする。 推薦にあたっては、筆者と利害関係のある者を避け、当該分野に専⾨的知⾒を有する者を挙げること。 なお、推薦された査読候補者の採否については、編集委員会が最終的に判断する。 - 原稿の形式
原稿は、最新の「執筆要項」に従って作成すること。 - ⽣成AI の利⽤に関する開⽰
原稿の作成にあたり⽣成AIを使⽤した場合は、その旨を脚注または謝辞など適切な箇所に明記すること。 ⽣成AIの利⽤はすべて著者⾃⾝の責任において⾏うものとし、 ⽣成された内容の正確性および研究倫理上の適切性についても、著者が責任を負うものとする。なお、⽣成AIを著者とすることは認めない。 - ⼆重投稿の禁⽌
投稿は未公刊の原稿に限る。ただし、アブストラクト審査のみで掲載された短報等を含む学会予稿集や、機関リポジトリ等において既に公開された原稿については、 その旨を投稿時に明記し、⼗分な加筆修正が施されている場合に限り投稿を受け付ける。 なお、査読済みの会議録(プロシーディング)や学術誌に掲載された原稿と実質的に同⼀と判断される内容については、投稿を受理しない。 - 他誌との重複投稿の禁⽌
他誌に同時に応募中の原稿、または原稿の⼀部が他誌に応募されている場合は、投稿を認めない。 - 採否の決定
原稿の採否は、編集委員会が審査のうえ決定する。必要に応じて、査読者の意⾒に基づく修正を求めることがある。 - 原稿の返却
原稿は、原則として採否にかかわらず返却しない。